久しぶりの映画レビュー、というか、単なる感想。
いまさらですが、「硫黄島からの手紙」
内容としてはすでに多くの人が述べている通りのものですが
活目すべきことは監督がアメリカ人であるということ。
パールハーバーや、ラストサムライのように
日本人としては見るにたえないハリウッド映画が多い中
キチンと日本視点からの表現が可能だということを
示しいてるのがいい。
細かい点においては、いささか不自然さとおかしさを
感じることはあって、大きく作品全体を見たときの
納得感と感動はおおきい。
おらそらくは『事実』を丹念に調べ上げたのでしょう。
そして彼らからすれば、相手国であった日本人の解釈や情念を
共有できるレベルまで彼らがもっていった点が素晴らしい。
もし、これが逆に日本人であったらできるかな。。。。。
まっ、所詮映画といってしまえば、映画かもしれない。
でも、これが日本が決定的にアメリカを超えることができない
理由の一つのような気もする。