抑止力

先日の体験談。

よく所持品を無くす性分なため、ふだんは必要最低限のものしか
持たないようにしています。

それでも、持ちあるかざるを得ないのはマンションの鍵。
それを無くしてしまいました(+_+)
マンションに帰ったのは深夜だったので管理組合にも連絡できない。
さぁーて、困った。

しょうがないので、鍵屋さんを呼ぶことにしました。

少し待っていたら、鍵屋さんがすぐに到着。
さぁ、無事に入れるかどうか、どきどきです。

カード錠

こんな感じの鍵で磁気式なので、セキュリティ性は高いと思っていたけど
わずか、5分。
あっさりでした。
もちろん、物理的にドアを破壊したのではありません。

このことから感じたのは、機械にのみ頼るセキュリティは突破されうるのだろうなぁ~
ということ。
近い将来、技術の普及によって虹彩認証や静脈認証が
普通にマンションのセキュリティにも採用されるようになるはずだけれども
それも完璧にはなりえないはず。

もし、完璧に近いセキュリティを求めるなら人による直接監視しか
ないのではないかな。いゆわる警備員や守衛のような感じ。
人による監視が行われている状況で、それを突破しようと
試みることは理性が働く人間ならしないでしょう。
つまり、そこに「人」がいることが抑止力になるというわけ。

そういうことを考えていたら、ひとつの疑問がすっと消えました。

そう、いさささか飛躍しますが国家の安全保障です。

20世紀初頭はその国の「戦艦」の保有数が抑止力になり
20世紀中盤以降から現在に至るまでは「核」が
抑止力になっているというのは分かるようで、よくわからない話でした。

個人のセキュリティと国家の安全保障を比べるのは
やや無理があるかもしれないけど
なんとなく「抑止力」の意味を自分なりに感じることができた日でした。

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