タイビジネス相談スッパ切り [D-MARK MAGAZINE SEP 2010 Vol.33]

バンコクと東京で働く社長 パクストレーディング(株)社長・諸戸文月の「タイビジネス相談スッパ切り」
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バンコクと東京で働く社長 パクストレーディング(株)社長・諸戸文月の「タイビジネス相談スッパ切り」
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Q: タイで自社製品を売ってくれるパートナーを探したいのですがよい方法はありませんか?
A: ないです。
そんなに簡単に見つかるんであれば、とっくに日本製品でタイ市場は席巻かされているはず。
タイに行ってみればわかるけど、日本製品のシェアは、一部の製品を除いて低いです。
エンドユーザー向け、製造業など法人向けなど含めて、ほとんどは中国製だよ。
高級品マーケットに目を向けても電化製品ではサムスンが圧倒的、日常雑貨などで日本のブランドを冠しているものもあることはあるけど、現地生産品です。
とはいえ、とりあつかっている商品やサービスによっては入り込める余地がないわけではない。
どのようなアプローチ方法が良いかは、異なるので大企業であれば、エース級の人材、中小企業であれば社長自身が出向いて現地で嗅覚を働かせて、判断するのがいいと思うよ。
国内市場に閉塞感が漂っているからといって、安易な海外進出はあとからの代償が大きくつくので、本末転倒にならないようにしないとね。
[D-MARK MAGAZINE SEP 2010 Vol.33 掲載]

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