「日本海軍 400時間の証言」

タイにきて、久しぶりにTVを見ていた。

NHKもこちらで見れるのだが
そこで放送していたのが
「日本海軍 400時間の証言」

なかなか、いい番組だった。

当時の海軍の作戦立案を担っていた軍令部と
作戦実施の現場とのあいだで、どのように特攻作戦が
生まれたのか?

番組では、昭和60年前後に録音されたという400時間におよぶ
旧海軍将校の議論から検証している。

印象深かったのは、「やましき沈黙」という表現で
海軍の中に、反対意見があっても言い出せない空気がただよっていたことを
証言しているあたりだ。

それを海軍の悪しき体質と結論付けながらも、ふと、思うのは
今もそれは変わらない日本人の体質なのかもと。

大きなベクトルが組織に働いたとき、いまの社会でも
きっと同じことが起こるのだろう。

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